no is e

この世界のすべては、雑音で出来ている。

2019-01-01から1年間の記事一覧

代々木上原

代々木公園よりもさらに一駅西、千代田線の終点である。 ↓こういう動画があったものだから、どういう街なのかと行ってみたが、とりたてて何があるわけではない。 https://twitter.com/ayasa_ito/status/1051692695503028225?s=21 ただ、東京以外の都市ではほ…

X-MEN ダーク・フェニックス

アベンジャーズに比べてX-MENは人気がないらしい。というか、シリーズを重ねるごとに前者が上がり目に、後者が落ち目になっていったようだ。 その理由はなんとなく分かる。X-MENのストーリーは大体暗く、爽快感はなく、ラストに救いがない。最新作の「ダーク…

東京ひとりめし

食事というのは極めて社会的な行為だ。 「社会的」というのは「他人と関わる」くらいの意味だが、それは往々にして、というか本質的に、合理性や機能性の外にはみ出す。 生きていくだけなら、水と、最低限の栄養を取るだけで事足りるのであり、美味しいもの…

虎ノ門

虎ノ門という地名は何故虎ノ門なのかが疑問だった。 寅の方角、すなわち東北東にあるなら分かるが、虎ノ門は江戸城の南側だ。気になって調べてみると、この「虎」は白虎を指すという。 四方を守護する四神、すなわち北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎…

オープンワールド その4

例えば、RPGの中でいつも行なっていることを現実世界で同じようにやろうとすればどうなるか、想像してみよう。一つの町から隣の町に行くには、かなりの時間を費やさなくてはならない。歩きならなおさらだ。走れば疲れるし、重いものを持ち過ぎれば走ることも…

オープンワールド その3

例えば2011年に発売された「スカイリム」は、広大に広がるフィールドと細部まで作り込まれた世界の圧倒的な物量、そしてそれが可能にする抜きん出た自由度によって特徴づけられたゲームだ。 スカイリムにおいて、世界を形づくっているのはもはや無味乾燥な記…

オープンワールド その2

例えば「ドラゴンクエスト」においては、世界はそっけない「記号」で構成されていた。街も城も、森も山も、すれ違う人々も、全てひとマスのドット絵。味気ないが、快適でもある。お城から隣の街への移動は、ものの数秒もあれば足りるのだ。今日のゲームと比…

オープンワールド その1

我々が子供のころ、ゲームが「リアル」になることは、そのまま「進化」を意味した。ファミコンやスーパーファミコンのドット絵の範囲内ではあったが、キャラクターや背景がより緻密に書き込まれ、ゲームの世界を構成する要素の物量が増し、行動の選択肢が増…